昔は生き抜く為に重要であった保存食
羽曳野市は大和地方に通ずる幹線道路である竹内街道に沿った牛馬の集散地であり、牛馬の治療にあたる獣医もいた地域でした。
昔は牛より安価で食できた事と肉の食べなれていなかった時代には、脂身がすくない馬のほうがあっさりしていて食べやすかった事や村人が冬でも夏でも、保存食として販売できる事で、広がりをみせたとされています。
さいぼしとは南大阪での馬肉燻製の呼び名です。
当時は、馬肉を竿で干していたので〖さおほし〗からの【さいぼし】干し肉を裂いて食することから〖裂いていて干し肉を食べた〗からの【さいぼし】に言葉がなまった説がありますが、どちらの説も定かではありません。
以前は、馬肉が主体での総称でしたが 最近では牛肉の『さいぼし』も出回っております。
なぜ馬肉なのか?
馬肉 vs 牛肉、豚肉、鶏肉
馬肉は、他の畜肉と比較すると栄養価が高く、滋養強壮、薬膳料理ともされ、お医者様が勧める程に健康・美容・ダイエットに最適なお肉ということです。